
公立七日市病院は公立富岡総合病院と組織する富岡地域医療企業団の一員です。公立七日市病院は公立富岡総合病院の前身である富岡厚生病院の跡地に平成6年4月に開院しました。江戸時代加賀百万石の大名前田利家の5男前田利考が七日市藩を立藩しましたが、その領地内に病院が建てられたことから命名されました。病院は富岡市の中心地に位置し、西には妙義山と浅間山を望め、四方を小高い緑の丘に囲まれ、豊かな自然に恵まれた場所にあります。また、平成26年6月21日に世界文化遺産に登録された富岡製糸場は当院から徒歩で約10分のところにあります。
当院は70床でスタートしましたが、平成12年には150床に、平成26年6月に169床には増床いたしました。その後、令和3年2月からは162床で運用しているところです。公立富岡総合病院が富岡保健医療圏での急性期医療を担っており、当院は慢性期、回復期リハビリテーション、在宅医療を担うこととして役割分担がなされています。
開設以来30年近く経過しておりますが、この間に少子高齢化はどんどん進んで、医療はめまぐるしい変遷を遂げております。当院はこの地域において、その時代に沿いながら高齢者を中心とした医療に取り組んできました。その姿勢をこれからも堅持したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。